床の張替え

2023.05.26

傷んでくると意外に困るのが床。
見た目も悪いほか、場合によっては腐食が進んでいる場合もあります。
また、和室の畳は設置できる家具を選ぶため、使いどころに困って物置になってしまっているお家も。
床の張替えはただ新しくするだけでなく、生活のしやすさを劇的に変える可能性を持っています。

■ いつ張替える?

一般的に10年ほどがすぎると、張替えのタイミングとされています。
しかし、床は荷重以外に湿気と乾燥、イスなどの摩擦によって負荷がかかりやすく、年数にこだわらないほうがいいでしょう。
劣化以外の理由だと、和室を畳からフローリングへ変えるなど、仕様変更をお求めのお客様もいらっしゃいます。こちらは時期を選びません。

■ 床材の種類

・フローリング

最もスタンダードな床材です。
重い家具を置いても跡が残りにくく、掃除もしやすいので、迷ったときはこちらを選ぶと正解でしょう。
高齢になって専用のベッドが必要になったときなどは、畳よりもフローリングが便利になります。

・クッションフロア

塩化ビニルを使用したシート状の床材です。
名前のとおりクッション性があるほか、防水性があるので汚れをふき取りやすい特長があります。
デザイン性に優れ、フローリング調のものも。フローリングがあまり適さないキッチンやトイレ、洗面所などの水回りにおすすめでしょう。

・フロアタイル

ポリ塩化ビニルでできたタイル状の床材です。
傷に強いので土足にも対応でき、店舗やオフィスの床などにも使用できます。
既存のフローリングの上や、コンクリートの上、合板の上などにも施工が可能です。組合せ次第ではフローリング調にすることも。

・タイルカーペット

40~50cm角のパネル状のカーペットで、一つひとつ敷き詰めていく床材です。
色や柄の組合せで個性を出せるほか、クッション性が高いので衝撃や音の反響を抑えることができます。
汚れた場合は、該当する部分だけ取り替えられる手軽さも魅力です。

・ロールカーペット

タイルカーペットと違い、一枚の大きなカーペットを部屋の形状に合わせて形を整え、敷く床材です。
お部屋に敷くと、くつろげる空間が広がるでしょう。
踏み心地がよく、製品によっては防ダニ、消臭といった便利な機能もあります。

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